アレンジがしやすい長さである「ミディアムヘア」は、ヘアスタイルの中でも、バリエーション豊富なアレンジを楽しむことができます。しかし、「どうアレンジをしたらいいのかわからない…」「上手くセットができない…」など、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実際のところヘアアレンジは、基本的なテクニックを身につけてコツさえおさえれば、失敗せずにできるのです。そこで今回の記事では、ミディアムヘアさん向けの簡単ヘアアレンジと失敗しないコツを紹介します。
ヘアアレンジに欠かせない基本テクニック
ヘアアレンジをするためには、基本的なテクニックを身につける必要があります。ここでは、ヘアアレンジに欠かせない基本テクニックを紹介しましょう。
するだけでこなれ感の万能「くるりんぱ」
ヘアアレンジに欠かせない「くるりんぱ」とは、髪を束ねて結び目を半分にし、そのわけ目に毛束を通して、毛束を左右に引っ張り、全体をタイトに整えるテクニックです。くるりと結わえた部分を少しほぐすように髪の毛を抜くことで、ボリュームをお好みに調整できます。
アレンジ成功のカギを握る「コテ巻き」
ヘアアレンジの仕上がりを左右するのが、コテで巻く「巻き髪」です。ゆるく巻くだけで、まとめやすくなるだけでなく、こなれた印象になります。また、髪の毛を束にして抜く際に、ゆるくでも巻いているだけでまとめやすく、束感を上手く引き出せるのです。
不器用さんでもできる簡単ヘアアレンジ
ヘアアレンジの中でも、難易度が高いものから簡単なものまで、さまざまなバリエーションがあります。ここでは、不器用さんでもできる、簡単なヘアアレンジを3つ紹介しましょう。
くるりと結わえて簡単ハーフアップ
ミディアムヘアのアレンジの定番ともいえる「ハーフアップ」は、くるりと結わえるだけで、簡単にこなれた印象になれます。耳より上の髪の毛を両手親指で取りながら、髪の毛をまとめ束ねて、くるりと結わえるだけです。トップの髪の毛をまっすぐ取るのではなく、親指でジグザグに取ると、ほどよいルーズ感が出せます。
スッキリしながらのゆるいお団子・シニヨン
髪の毛でも長さがある場合は高めに、短めならば低めにお団子をつくります。このとき、無造作に髪の毛を束ねるのもいいでしょう。耳前のおくれ毛を出すことと、スッキリとまとめながらもふんわり感を出すために抜く作業が大切です。
コテで外巻きのこなれタイトヘア
コテはゆる巻きでウェーブなヘアスタイリングも楽しめますが、外巻きをすることで、キレイな外ハネのアレンジができます。コテで巻くときのポイントは、髪の毛を重ねて巻くのではなく、薄く広げた状態でコテにあてながら巻くことです。シースルーの前髪をつくり、スタイリング剤で束感を出せば、こなれタイトヘアになります。
知っておきたい!失敗しないコツとポイント
どんなにテクニックがあっても、キレイにアレンジできたとしても、すぐに崩れてしまっては困ります。そこでここでは、知っておきたい失敗しないコツとポイントについて紹介しましょう。
事前にドライヤーでしっかりと乾かしておく
ヘアアレンジをする前に髪を洗うなら、しっかりとドライヤーで乾かさなければなりません。髪が少しでも濡れている状態では、髪質にもよりますが、上手く巻くことができないからです。さらに、湿気があるのにまとめヘアアレンジをしてしまうと、頭皮によくないため、注意しましょう。ヘアアレンジをするなら、事前にドライヤーで湿気がなくなるまで乾かすことがポイントです。
ヘアオイルやワックスは薄く手にのばしてから使う
ヘアアレンジをする際に欠かせないのが、ヘアオイルやワックスの存在です。豊富な種類の中から仕上がるイメージに応じて選んで使うことで、クオリティを高められます。しかし、そんな便利なアイテムですが、つけ過ぎてしまうなど、正しい使い方を把握していなければ、期待する効果は得られないでしょう。
ベタベタとつけ過ぎると、束感どころではなく、重たくて不潔な印象の仕上がりになりかねません。つけ過ぎないためにも、まずは少量を手に取って薄くのばしてから、指先で少しずつつけていくようにしましょう。
スタイリングしやすいようにカットをしてもらう
ヘアアレンジをする機会が多いなら、スタイリングしやすいように、プロにカットしてもらうのもひとつの方法です。髪のボリュームが多い方は、巻きやすいようにすいてもらうといいでしょう。また、前髪をつくることで、簡単にイメチェン的なアレンジがしやすくなるため、プロに相談しながらカットすると上手くセットできます。
スタイリングしやすいようヘアが整っていると、失敗の予防につながるのです。
ヘアアクセサリーや小物を取り入れておしゃれ感をアップさせる
ヘアアレンジをより素敵に、こなれた印象に見せるためには、ヘアアクセサリーや小物を取り入れるといいでしょう。シンプルな「くるりんぱ」や「ポニーテール」でも、ヘアアクセサリーを使うことでグッとおしゃれ感がアップするからです。たとえば、オーガンジーのリボンがついているヘアゴムで髪を束ねて、トップとサイドの髪をつまみながら抜きます。
ほどよい手抜きをしながらも、おしゃれ感をアップするために、小物を上手く活用してみましょう。
まとめ
ミディアムヘアはほどよい長さがあるため、さまざまなヘアアレンジが楽しめます。ヘアアレンジが難しく思えるかもしれませんが、実は大雑把にスタイリングしても、意外と上手くいくことが多いのです。それでも失敗しないためにも、今回の記事で紹介したコツを参考にしてみるのもいいでしょう。
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