ヘアカラーやパーマなど、ヘアアレンジのアクセントとなるものはいくつも存在しています。その中でも近年特に人気なのが「インナーカラー」ですが、気になってはいるものの、メリットや上手なアレンジがわからないという方も少なくないでしょう。そこで今回は、インナーカラーのメリットや具体的なヘアアレンジ例を紹介していきますので、インナーカラーに興味をお持ちの方は参考にしてみてください。
インナーカラーとは
インナーカラーはヘアカラーの一種で、髪の毛全体に対してカラーを入れるのではなく、髪の毛の内側部分に対してのみカラーを行います。一目見ただけではわかりにくいものの、それがかえってビビッドな色でも派手すぎない印象となるなどプラスに働くというのが特徴です。
インナーカラーは、ベースとなる髪の毛の色によって入れるカラーを決めます。また、入れるカラーだけでなくベースカラーとの組み合わせごとに印象が変わるため、バリエーションは非常に豊富です。さらに、髪の毛の長さやスタイリングによっても変化させることができるため、ヘアアレンジのアクセントとして効果的な手法といわれています。
インナーカラーを取り入れる際、隠す・隠さないなどの希望によって入れるカラーの範囲や箇所が異なりますので、まずは完成イメージを明確にしましょう。
インナーカラーでヘアアレンジするメリット
インナーカラーでヘアアレンジすることによって、いくつかのメリットがあります。代表的なものとしては以下が挙げられます。
さり気なく個性を出すことができる
1つ目のメリットは「さり気なく個性を出すことができる」です。ヘアカラーによって個性を出せますが、髪の毛全体を染めると派手な印象を与えてしまいます。
一方、インナーカラーはあくまでも髪の内側だけにカラーを入れるため、相手に与える印象がやわらぎます。派手な印象を与えずにおしゃれ感を演出できるので、ブリーチなどの派手なカラーが苦手という方にもぴったりです。
隠すことができる
インナーカラーは髪の毛の内側だけに行うカラーのため、ヘアスタイル次第で隠すことが可能であることもメリットとして挙げられます。職場では認められていない派手なカラーであっても、仕事中はヘアスタイルでカラー部分を隠すことにより我慢する必要がなくなるでしょう。職場では控えめなヘアスタイルを楽しみ、プライベートではカラーを存分に活かしたアレンジにするといったことも可能です。
髪の毛のダメージを最小限に抑えることができる
インナーカラーには、髪の毛へのダメージを最小限に抑えられるというメリットもあります。ヘアカラーは少なからず髪の毛にダメージを与えます。インナーカラーは内側の一部の髪の毛にだけカラーをするため、ダメージも最小限で済むのです。
インナーカラーを活かしたヘアアレンジ例
インナーカラーを活かしたアレンジにはさまざまなバリエーションが存在しています。
ハーフアップアレンジ
まずはハーフアップアレンジが挙げられます。こちらは髪の上部だけを結ぶ形のヘアアレンジで、上品かつカジュアルな印象を与えます。
実際にハーフアップアレンジを試す際には、後頭部全体あるいは襟足部分へ重点的にインナーカラーを入れると良いでしょう。また裾カラーもおすすめで、こちらは地毛とのコントラストがフェミニンな印象を与えます。
ポニーテール
インナーカラーと相性の良いヘアアレンジと聞いて、ポニーテールをイメージする方も多いでしょう。通常のロング〜ミディアムで行うポニーテールはもちろんのこと、タイトめなショートのポニーテールでも似合います。特に耳元にカラーを入れるイヤリングカラーであれば、耳周りが良いアクセントとなってより華やかな印象に仕上がります。
前髪アレンジ
インナーカラーは内側に入れるのが基本ですが、近年では前髪や顔周辺などの見える箇所へ入れることも多くなっています。顔全体を明るく見せる効果があるため、フェイスフレーミングなどの顔を囲むようなカラーにすることで、簡単な前髪のアレンジで印象を変化させることができるでしょう。
まとめ
インナーカラーは通常のヘアカラーに比べて目立たないものの、それがかえってヘアアレンジに広がりを持たせるため、希望者の数も多い施術です。ヘアアレンジ次第では、仕事中は隠してプライベートでは魅せるという切り替えも可能です。ヘアアレンジのバリエーションは豊富のため、興味をお持ちの方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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